
青い大小あられの江戸小紋を水に見立て、波間に跳ねる鯉の荒磯文の袋帯を合わせた、秋の着物コーディネートです。
秋にまとう青、月草の見立て
秋にまとう青の濃淡を、月草(つきくさ)の名に重ねて。荒磯に跳ね上がる鯉の波を照らすのは、帯の金色を月明かりに見立てた光です。冷たい青と柔らかな金の対比に、秋の夜の趣を感じられます。
月草は、表を縹(はなだ)、裏を淡縹とするかさねの色目。縹は、現在の色の呼び方でいう青にあたります。その名前の印象を借りて、青い着物と金引箔の帯を一つの景色として楽しみます。
青の濃淡をつなぐ切嵌め模様

青の明るさを変えた面を組み合わせ、細かな大小あられを配した江戸小紋です。切嵌め(きりばめ)は、布を切り抜いて別の裂をはめ込む技法を指しますが、切嵌め小紋は、その技法の見た目を染織の柄として表したものです。
江戸小紋の中でも切嵌め模様はくだけた印象があります。ここでは大名定め柄の大小あられを青の濃淡でまとめ、柄の変化を楽しみながら、すっきりとした武家好みの表情にしています。
金引箔の荒磯文 ── 波を照らす光

金引箔(きんひきはく)は、薄い金箔などを貼った和紙を細く裁ち、織物に織り込む表現です。この袋帯では、波の間に跳ねる鯉が金色に浮かび、着物の青を引き立てています。
荒磯文(ありそもん・あらいそもん)は、磯に打ち寄せる波の風情を文様にしたもの。鯉を配した荒磯の意匠は、茶器の仕覆や掛け軸、袱紗などにも使われる名物裂の文様です。文様の背景は、鯉文の解説で紹介しています。
鯉に重ねる合格祈願や心願成就の思いと、秋の月明かりの見立て。同じ文様でも、季節の色や光を重ねることで、装いから受ける印象が変わります。
色と文様、装いの格
| 着物 | 青い大小あられの切嵌め模様/江戸小紋・袷 |
|---|---|
| 帯 | 金引箔・波に跳ねる鯉/名物裂荒磯文・袋帯・格調高柄 |
| 文様の御利益 | 合格祈願・心願成就(鯉) |
江戸小紋の袷に、格調のある荒磯文の袋帯を合わせています。青の濃淡を土台に金色を添えることで、落ち着きの中に華やかさが生まれます。着物の種類と帯の柄・格を合わせて、着ていく場にふさわしい雰囲気を考える取り合わせです。
御利益アイテム
秋の彩りに、挑戦を見守る鯉の意匠を。
願いを込めた文様を、あなたの毎日に。
月明かりに跳ねる鯉を思わせる秋の装いから、日々のおしゃれへ。合格祈願・心願成就の思いを託せる鯉の意匠を、小さな持ち物で取り入れられます。
鯉の願いを胸元に添えるネックレス
龍頭の昇鯉ネックレスは、登龍門の故事を思わせる鯉の姿を立体的に表した一品です。帯の荒磯文に重ねた合格祈願・心願成就の思いを、普段の装いにも添えて。洋服の無地の襟元にも、くつろいだ和装にも、鯉の意匠を小さなアクセントとして楽しめます。チェーン付きなので、長さを確認して装いに合わせてください。
立体的な鯉の姿と、チェーンの長さを商品ページで。
鯉の滝登りを持ち歩くマネークリップ
Leather Works CHAOSのマネークリップは、本牛革に鯉の滝登りを手彫りした一品です。帯の波間に跳ねる鯉から、持ち物の中を登る鯉へ。合格祈願・心願成就の思いを、和装の日にも洋服の日にも添えられます。紙幣を二つ折りにして挟み、中央にはカードも収納できます。約10×9×2cmの小さな持ち物で、鯉の姿を楽しみたい方に。小銭を持ち歩く場合は、別の小銭入れと組み合わせてください。
手彫りの鯉の表情と、革の色・収納のつくりを商品ページで。
