FABの法則とは?具体例とメリット・デメリットを解説

FABの法則とは?具体例とメリット・デメリットを解説

本記事は、ブログ(記事)の書き方に役立つFABの法則について、メリット・デメリットを例文解説していきます。

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この記事を書いている僕は、2021年8月ブログ開始。最初の記事がA8コンテスト入賞。3ヶ月目に収益:単月5桁。シンプルなブログ作りを発信。地味にコツコツ、が得意です。

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この記事でわかること
  • FABの法則のメリット、デメリットと対策、各ステップの具体例

本記事は、まとまった文章を読むことでメリットがある内容のため、装飾を控えめにしています。

目次

FABの法則とは

FABの法則は、製品・サービスを販売する際に使用されるマーケティング手法の一つです。FABとは、Features(製品やサービスの特徴)、Advantages(製品やサービスの利点)、Benefits(利益や価値)の略語であり、これらの要素を順番に説明することで、製品・サービスの価値を顧客に伝えます。

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FABの法則と各ステップのメリット(役割)

FABの法則と各ステップのメリット(役割)は次のとおりです。各ステップの頭文字を用いて、FABと呼ばれています。

FABの法則
  • Features(製品やサービスの特徴)
  • Advantages(製品やサービスの利点)
  • Benefits(利益や価値)

①Features(製品やサービスの特徴)

最初に、製品・サービスの特徴を説明します。これは製品・サービスが持つ機能や外見、仕様などの具体的な情報を示すことです。たとえば、スマートフォンなら、画面サイズ、ストレージ容量、カメラの性能などが該当します。

②Advantages(製品やサービスの利点)

製品・サービスの利点を説明します。これは顧客にどのようなメリットをもたらすかを示すことです。たとえば、スマートフォンなら、大きな画面サイズは、映画やゲームを快適に楽しめることを示し、ストレージ容量は、たくさんの写真や動画を保存できることを示します。

③Benefits(利益や価値)

最後に、製品・サービスの利益や価値を説明します。これは製品・サービスが顧客に提供する実質的な利益や価値を示すことです。たとえば、スマートフォンなら、大きな画面サイズやストレージ容量が提供する利益や価値は、より豊かなメディア体験、重要な写真や動画の保存といったものがあります。

FABの法則のデメリット

FABの法則は、商品・サービスを顧客に売り込む上で有効な手法ですが、デメリットもあります。

商品・サービスの特徴が重視されすぎることがある

FABの法則は、商品・サービスの特徴を説明します。しかし、特徴にばかり目が向いてしまい、それが顧客にとって実際にどのような利益や価値をもたらすかが見えにくくなってしまうことがあります。

顧客のニーズを正確に把握できないことがある

FABの法則は、顧客のニーズを理解し、それに基づいて商品やサービスの特徴、利点、利益を説明します。しかし、顧客のニーズを正確に把握できないと、説明している内容が顧客にとって意味をなさないことがあります。

商品やサービスの欠点が隠蔽されることがある

FABの法則では、商品・サービスの利点や価値を強調します。しかし、その過程で、商品・サービスに欠点があっても、それが隠蔽されてしまうことがあります。

リアリティに欠けることがある

商品・サービスに関する仮想的な話をしてしまうことがあるため、顧客にとって現実味がないと感じられることがあります。

デメリット対策

上記で述べたFABの法則のデメリットについて、対策を見ていきましょう。

商品・サービスの特徴だけにフォーカスしない

商品・サービスの特徴に加えて、その特徴がどのような利点や価値を提供するかにも焦点を当てます。利点や価値を説明することで、顧客にとってより意味のある情報となります。

顧客のニーズを正確に把握する

顧客のニーズを正確に把握すれば、商品・サービスを顧客に合わせた形で説明できます。顧客のニーズを理解するために、顧客とのコミュニケーションを積極的に行い、フィードバックを取り入れます。

商品・サービスの欠点を説明する

商品・サービスに欠点がある場合は、それを隠蔽するのではなく、正直に説明します。欠点を説明することで、信頼性や透明性が高まり、顧客に対して誠実な姿勢を示せます。

リアリティを持たせる

商品・サービスを仮想的な話だけで説明するのではなく、実際に商品やサービスを使用したときのリアルなシナリオや顧客の事例を交えて、顧客に現実味のある情報を提供します。

各ステップの例

FABの法則を使う上での具体的な例をいくつか紹介します。

実際にブログ(記事)を書くときは、これらの例の内容を中心にして、各ステップの文章を膨らませて説得力を出します。

例1

Features

この自動車はスポーティなデザインが特徴です。

Advantages

スポーティなデザインにより、運転することが楽しくなります。

Benefits

スポーティなデザインによって、運転に自信を持つことができ、プライドを高められます。

例2

Features

このパソコンには高性能のプロセッサーが搭載されています。

Advantages

高性能のプロセッサーにより、快適な操作が可能です。

Benefits

高性能のプロセッサーによって、作業効率が向上し、ストレスが軽減されます。

例3

Features

このシャンプーには植物由来の成分が含まれています。

Advantages

植物由来の成分により、頭皮に優しく、髪にツヤが出ます。

Benefits

植物由来の成分によって、健康的な髪が維持され、自信を持って髪をスタイリングできます。

例4

Features

このスマートウォッチにはGPS機能が搭載されています。

Advantages

GPS機能により、ランニングやサイクリングなどのアウトドアスポーツにおいて、正確な距離やルートを計測できます。

Benefits

正確な計測によって、自分の成長を実感し、モチベーションを維持し続けることができます。

例5

Features

この食洗機には多機能性があります。

Advantages

食洗機により、手洗いよりも高い洗浄効果が得られ、時間と手間を節約できます。

Benefits

家事の負担を軽減することで、家族とのコミュニケーションや趣味の時間を増やせます。

例6

Features

このオンライン英会話の講師はネイティブスピーカーです。

Advantages

ネイティブスピーカーの講師により、正しい発音や日常英会話のフレーズなど、実践的な英語を学べます。

Benefits

実践的な英語力を身につけることで、ビジネスや留学など、英語を使う機会が増えるため、自己実現やキャリアアップに繋がります。

まとめ

コーヒーのイラスト

FABの法則は、商品・サービスの特徴だけでなく、利点や価値を含めて魅力的に伝えられます。

しかしながら、FABの法則には落とし穴もあります。とくに、特徴や利点の説明があまりにも技術的であったり難解だと、顧客の理解を妨げてしまいます。そのため、わかりやすく、親しみやすい言葉遣いや例え話を使うことが大切です。

FABの法則を使った商品・サービスの紹介には、クレイジーな表現を使うなどして読者の興味を惹くこともできます。ただし、過剰な演出や誇張は逆効果になるため、ほどほどに行いましょう。商品・サービスの魅力を最大限に引き出すため、FABの法則を上手に活用してみてください!

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