WordPressで記事やデザインを更新したのに、公開ページを見ると古い内容のまま――。このようなときは、ConoHa WINGやブラウザ、WordPressプラグインに残ったキャッシュが表示されている可能性があります。
この記事では、ConoHa WINGのコンテンツキャッシュとブラウザキャッシュの違い、設定・削除方法、変更が反映されないときの安全な確認順序を初心者向けに解説します。
※この記事にはConoHa WINGのアフィリエイト広告が含まれます。
- ConoHa WINGで使える2種類のキャッシュ
- コンテンツキャッシュとブラウザキャッシュの設定方法
- 更新内容が反映されないときの確認順序
- キャッシュを削除しても直らない場合の原因
この記事を書いた人

当ブログの信頼性・成長記録(開く)
【2023年2月5日】
過去28日間でGoogle検索における当ブログへのクリック数が6K(6000)クリックに到達しました。

ConoHa WINGのキャッシュとは
キャッシュとは、一度作成・取得したページや画像などを一時保存し、次回の表示に再利用する仕組みです。毎回すべての処理や転送をやり直さずに済むため、サイトを速く表示しやすくなります。
ConoHa WINGのコントロールパネルには、主に「コンテンツキャッシュ」と「ブラウザキャッシュ」があります。
| 種類 | 保存・利用する場所 | 主な目的 |
|---|---|---|
| コンテンツキャッシュ | サーバー側 | 生成済みページを再利用して表示を高速化 |
| ブラウザキャッシュ | 閲覧者のブラウザ | 保存済みファイルを再利用して転送量を削減 |
ポイント
キャッシュは不具合ではなく、高速表示のための機能です。変更が見えないときは、いきなり機能をすべて停止せず、どのキャッシュが原因か順番に切り分けます。
コンテンツキャッシュを設定・削除する方法
コンテンツキャッシュは、Webサイトのページをサーバー側に一時保存する機能です。ConoHa WING公式ガイドでは、動的なページもキャッシュされる点に注意が案内されています。
- ConoHa WINGのコントロールパネルへログインする
- 上部メニューで「WING」を選ぶ
- 左メニューから「サイト管理」を開く
- 「高速化」を選び、上部の「キャッシュ」タブを開く
- 「コンテンツキャッシュ」を開く
- 「利用設定」の鉛筆アイコンを押し、設定を選んで保存する
公式情報では、デフォルトは「ON(すべてのコンテンツ)」です。また、WordPressの「wp-admin」配下は、ONの種類にかかわらずキャッシュされません。
更新が反映されない場合は、同じ画面にある「キャッシュクリア」の「クリア」を押すと、保存されたキャッシュデータを破棄できます。詳しい画面はConoHa WING公式のコンテンツキャッシュガイドで確認できます。
注意
会員ページ、カート、予約画面など内容が利用者ごとに変わるページでは、キャッシュとの相性に注意が必要です。サイトの機能を確認せず、すべてのページを一律に扱わないようにしましょう。
ブラウザキャッシュを設定する方法
ブラウザキャッシュをONにすると、Expiresヘッダが付与され、再アクセス時にブラウザへ保存されたデータが読み込まれます。サイト表示の高速化や転送量・サーバー負荷の削減につながる機能です。
- 「WING」→「サイト管理」を開く
- 「高速化」→「キャッシュ」を選ぶ
- 「ブラウザキャッシュ」を開く
- 「利用設定」をONにする
設定手順はConoHa WING公式のブラウザキャッシュガイドでも確認できます。
変更が反映されないときの対処手順
キャッシュは複数の場所に残るため、次の順序で確認すると原因を切り分けやすくなります。
1.WordPressで更新が保存されているか確認する
最初に、記事・固定ページ・テーマ設定などが下書きのままではなく、正しく更新されているか確認します。別のページを編集していないか、プレビューだけを変更していないかも見直しましょう。
2.ページを強制再読み込みする
通常の再読み込みではブラウザ内のデータが再利用されることがあります。パソコンでは、Windowsなら「Ctrl+F5」、Macなら「Command+Shift+R」などで強制再読み込みを試します。シークレットウィンドウや別の端末で確認する方法も有効です。
3.WordPressのキャッシュを削除する
キャッシュ系プラグインや高速化機能を使っている場合は、WordPress管理画面からキャッシュを削除します。テーマ側にキャッシュ削除機能がある場合も確認してください。
4.ConoHa WINGのコンテンツキャッシュをクリアする
「サイト管理」→「高速化」→「キャッシュ」で、対象ドメインのコンテンツキャッシュをクリアします。対象ドメインを間違えていないかも確認しましょう。
5.外部キャッシュを確認する
CDNや画像最適化サービスを利用している場合は、外部サービスにも古いデータが残ることがあります。サービス側のキャッシュ削除方法を確認し、一度に複数の設定を変更せず切り分けます。
》ConoHa WING 公式サイトへ《変更内容別に確認したいポイント
| 反映されない内容 | 確認する場所 |
|---|---|
| 記事本文・見出し | 更新状態、ページキャッシュ、表示中のURL |
| CSS・デザイン | ブラウザキャッシュ、テーマのキャッシュ、CSS結合・圧縮 |
| 画像 | 同名ファイル、画像最適化、CDN、ブラウザキャッシュ |
| メニュー・ウィジェット | 編集対象、表示条件、ページキャッシュ |
| プラグイン設定 | 保存状態、プラグイン固有キャッシュ、競合 |
画像を同じファイル名で差し替えると、古い画像が表示され続けることがあります。別のファイル名でアップロードしてURLが変わるか確認すると、原因を判別しやすくなります。
キャッシュを削除しても直らない場合
すべてのキャッシュを削除しても変化がないときは、キャッシュ以外の原因を確認します。
- 更新ボタンを押せておらず、変更が保存されていない
- 別の投稿・固定ページ・ドメインを編集している
- テーマやプラグインの表示条件が優先されている
- CSSの記述ミスや優先順位により変更が適用されていない
- CDNや外部サービスにキャッシュが残っている
- プラグインやテーマが競合している
注意
原因確認のためにプラグインを停止するときは、事前にバックアップを確認してください。本番サイトで複数の設定を同時に変更すると、どの操作で直ったか分からなくなります。
作業前の備えは、ConoHa WINGの自動バックアップと復元方法で確認できます。
キャッシュ設定で失敗しないための注意点
- 表示速度だけを理由にキャッシュ機能を重ねすぎない
- キャッシュ削除後はシークレットウィンドウでも確認する
- ログイン・決済など動的ページの動作を確認する
- 変更は一度に1項目ずつ行い、結果を記録する
- キャッシュをOFFにしたままにせず、原因特定後に必要な設定へ戻す
ConoHa WINGが速い仕組みや、速度比較の考え方はConoHa WINGは本当に速い?速度の仕組みと比較時の注意点でも解説しています。
まとめ|反映されないときはキャッシュを順番に切り分けよう

ConoHa WINGには、サーバー側のコンテンツキャッシュと、閲覧者側で利用するブラウザキャッシュがあります。どちらも表示を速くする便利な機能ですが、一時的に古い内容が見える原因になることがあります。
変更が反映されないときは、保存状態、強制再読み込み、WordPress側のキャッシュ、ConoHa WINGのキャッシュ、外部サービスの順に確認しましょう。複数の設定を一度に変えないことが、安全に原因を特定するポイントです。
》ConoHa WING 公式サイトへ《
