ConoHa WINGには、同じサーバー内のWordPressを別のドメインへ複製できる「サイトコピー」機能があります。テーマやプラグインを同じ構成で使いたいときや、既存サイトを土台に2つ目のサイトを作りたいときに便利です。
ただし、コピー種別によって記事や画像が含まれるかが変わり、コピー後にはURL・ログイン・SSLなどの確認も必要です。この記事では、「全て」と「テンプレートのみ」の違いから実際の操作手順まで解説します。
- ConoHa WINGのサイトコピー機能でできること
- 「全て」と「テンプレートのみ」の違い
- サイトコピーの操作手順
- コピー前後に確認するポイント
- コピーが向かないケース
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ConoHa WINGのサイトコピー機能とは
サイトコピーは、同じConoHa WINGサーバー内で運用しているWordPressを、別のドメインやディレクトリへ複製する機能です。WordPressを一からインストールして、テーマやプラグインを設定し直す手間を減らせます。
サイトコピーが便利な場面
- 1つ目と同じテーマ・プラグイン構成で2つ目を作る
- サイトのデザインをテンプレートとして再利用する
- 既存サイトの内容を同じサーバー内の別ドメインへ複製する
- 制作の初期設定にかかる時間を短縮する
通常の新規インストールとは目的が異なります。まっさらなWordPressから始めたい場合は、ConoHa WINGで2つ目のWordPressサイトを作る方法を確認してください。
》ConoHa WING 公式サイトへ《サイトコピーで複製できる内容
コピー時には「全て」と「テンプレートのみ」のいずれかを選択します。どちらを選ぶかは、新しいサイトに記事や画像も引き継ぎたいかで判断します。
| コピー種別 | 主なコピー内容 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 全て | WordPressのサイトデータ全体 | 既存サイトを土台に複製したい場合 |
| テンプレートのみ | テーマとプラグイン | デザイン・機能構成だけ再利用したい場合 |
ConoHa WING公式ガイドでは、「テンプレートのみ」を選ぶとテーマとプラグインだけがコピーされ、記事やメディアファイルはコピーされないと案内されています。
注意
「全て」で公開済み記事を複製したまま新サイトを公開すると、同じ内容のページが複数存在する状態になります。検索流入を目的とするサイトでは、コピー後に記事を削除・書き換え、重複コンテンツを残さないようにしましょう。
サイトコピーとほかの機能の違い
| 機能 | 主な目的 |
|---|---|
| 新規インストール | 空のWordPressを新しく作る |
| サイトコピー | 同じサーバー内のWordPressを複製する |
| WordPressかんたん移行 | 別環境のWordPressをConoHa WINGへ移す |
| 自動バックアップからの復元 | 障害や誤操作前の状態へ戻す |
サイトコピーはバックアップの代わりではありません。コピー先も同じサーバー内にあるため、障害対策としては別の場所へバックアップを保管する方法も併用しましょう。復元方法はConoHa WINGの自動バックアップと復元方法で解説しています。
サイトコピー前に準備・確認すること
- コピー元とコピー先が同じConoHa WINGサーバー内にある
- コピー先のドメインまたはサブドメインを設定済み
- コピー元のWordPress・テーマ・プラグインが正常に動作している
- コピー元のバックアップを確保している
- テーマや有料プラグインのライセンスが複数サイトに対応している
- コピー先に必要な空き容量がある
公式仕様上、サイトコピーは同じサーバー内のWordPressのみが対象です。別サーバーや他社サーバーから移す場合は、WordPressかんたん移行など別の方法を使います。
ConoHa WINGでサイトコピーを使う手順
1.コピー先のドメインへ切り替える
ConoHa WINGのコントロールパネルへログインし、上部メニューの「WING」を選択します。「サイト管理」を開き、サイト切替でコピー先として使うドメインを選びます。
2.「+WordPress」からサイトコピーを選ぶ
「サイト設定」の「WordPress」タブを開き、「+WordPress」を選択します。インストール方法で「サイトコピー」を選びます。
3.コピー元とコピー種別を設定する
コピー元となるWordPressを一覧から選び、コピー先URLを確認します。サブディレクトリへコピーする場合は任意の文字列を入力します。続いて、目的に合わせて「全て」または「テンプレートのみ」を選択します。
4.データベース情報を確認して保存する
データベース名とユーザー名は、特別な理由がなければ初期表示の値で進められます。データベースパスワードを設定し、安全な場所へ保管してから「保存」を選択します。
WordPressのログインユーザー名とパスワードは、コピー元サイトの情報が引き継がれます。最新の画面項目はConoHa WING公式のサイトコピー手順で確認してください。
》ConoHa WING 公式サイトへ《コピー後に必ず確認する項目
- コピー先URLと管理画面URLを開けるか
- コピー元のログイン情報で管理画面へ入れるか
- 無料独自SSLが有効になっているか
- 内部リンクや画像URLがコピー元のままになっていないか
- 問い合わせフォームの送信先が正しいか
- アクセス解析・広告・Search Consoleの設定を分けたか
- サイト名、キャッチフレーズ、プロフィールを変更したか
- 検索エンジンのインデックス設定が目的に合っているか
特に問い合わせ先、広告コード、アクセス解析IDは、コピー元の設定が残りやすい項目です。新しいサイト用の内容へ変更してから公開しましょう。
サイトコピーが向いていないケース
- 別サーバー・他社サーバーから移行したい
- コピー元とはまったく違うテーマや構成で作りたい
- 公開中サイトの検証環境を完全に分離したい
- 同じ記事をそのまま複数サイトで公開したい
- コピー先ドメインや保存容量を用意できていない
設定を一から作るほうが早いケースもあります。目的が「記事や画像も含めた複製」なのか、「テーマとプラグインだけの再利用」なのかを先に決めることが大切です。
サイトコピーで失敗したときの確認点
- コピー元とコピー先が同じサーバーにあるか
- コピー先URLが既存のWordPressと重複していないか
- 対応するPHPバージョンを選んでいるか
- テーマとプラグインがコピー先のPHPに対応しているか
- コピー先に十分な空き容量があるか
- コピー元のWordPressが正常に表示されるか
PHP変更時の注意
ConoHa WING公式では、PHPバージョンを変更すると、コピー元で使用中のテーマやプラグインによって表示へ影響する可能性があると案内しています。変更前に対応状況を確認しましょう。
まとめ|コピー種別を選んで安全に複製しよう

ConoHa WINGのサイトコピー機能を使うと、同じサーバー内のWordPressを別のドメインへ複製できます。「全て」はサイトデータ全体を引き継ぎたい場合、「テンプレートのみ」はテーマとプラグインだけを再利用したい場合に向いています。
コピー後は、URL、SSL、問い合わせ先、アクセス解析、広告設定を確認し、コピー元の情報を残したまま公開しないことが重要です。念のためバックアップを確保してから操作しましょう。
ConoHa WINGの料金・機能・設定方法をまとめて確認したい方は、ConoHa WING完全ガイドをご覧ください。
》ConoHa WING 公式サイトへ《
