Site Kit by Googleの設定と使い方を詳しく解説

Site Kit by Google
悩んでいる人

Site Kit by Googleって、便利?

2022年1月時点の画面(22枚)を用いて、解説します。

この記事を書いた人

この記事を書いている僕は、2021年8月ブログ開始。最初の記事がA8コンテスト入賞。3ヶ月目に収益:単月5桁。シンプルなブログ作りを発信。地味にコツコツ、が得意です。

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この記事でわかること
  • Site Kit by Googleのメリット・デメリット、設定の方法、使い方
目次

WordPressプラグイン「Site Kit by Google」とは

Site Kit by Googleは、サイトとGoogleの各種ツールを連携させるためのGoogle公式プラグインです。

2022年1月時点で、次の6つのGoogleツールと連携できます。

  • Googleアナリティクス(Google Analytics)
  • Googleサーチコンソール(Google Search Console)
  • ページスピードインサイト(PageSpeed Insights)
  • Googleアドセンス(Google AdSense)
  • Googleオプティマイズ(Google Optimize)
  • Googleタグマネージャー(Google Tag Manager)

Googleアナリティクスとサーチコンソールは、SEOに必須の分析ツールです。

近年はツールのバージョンアップ等により、各ツールの設定・連携方法が複雑になっています。

悩んでいる人

設定もれとか、心配…

ジュンペイ

そこで!

サイトと各ツールを手間なく安心して連携させたい方に、Site Kit by Googleが役立ちます。

メリット・デメリットから見ていきましょう。

Site Kit by Googleのメリット7つ

Googleサーチコンソールのプロパティを自動で作成する

サーチコンソールを利用するためにはプロパティを作成しますが、Site Kit by Googleを使うと、事前のプロパティ作成は不要になります。

Site Kit by Googleのセットアップ(初期設定の手続き)に沿って、サーチコンソールのプロパティが自動で作成されます。

Googleアナリティクスのアカウントとプロパティを自動で作成する

Googleアナリティクスの事前設定も不要です。

Site Kit by Googleのセットアップに沿って、Googleアナリティクスのアカウントとプロパティが自動で作成されます。

また、プロパティには、旧バージョンのユニバーサルアナリティクスプロパティと、新バージョンのGoogleアナリティクス4プロパティの2種類がありますが、Site Kit by Googleでは、この2つを同時に作成して併用します。

SEOプラグイン等で連携の設定が不要

一般的なSEOプラグインには、Googleアナリティクスのトラッキングコード(または測定ID)や、サーチコンソールの認証コードを入力して連携させる機能があります。

Site Kit by Googleを使えば、SEOプラグインにコードやIDを入力しなくても自動で連携します。

Googleアドセンスの自動広告タグの埋め込み不要

Googleアドセンスと連携させることにより、サイトのソースコードに自動広告タグの埋め込みが不要になります。

ページスピードインサイトと自動連携

Site Kit by Googleのセットアップが完了すると、ページスピードインサイトと自動連携します。

WordPressの管理画面で各ツールの概要をチェックできる

WordPressの管理画面で、連携した各ツールのデータを閲覧できます。

セットアップ時にGoogleアカウントを作成できる

もしGoogleアカウントを持っていなかったら、Site Kit by Googleのセットアップに沿って作成できます。

Site Kit by Googleのデメリット1つ

日本語化が不十分

Site Kit by Googleは、いちおう日本語対応していますが、バージョンアップや画面遷移で英語に戻ってしまうときがあり、日本語化が不十分です。

ただ、画面に慣れてしまえば英語でもさほど問題ないかと思います。

どうしても日本語がいいという方は、ブラウザの日本語化機能(右クリックのメニュー等)を使うと、日本語に翻訳されます。

Site Kit by Googleを使わなかったら?(体験談)

コーヒーのイラスト

Webサイト制作をしていたとき、Googleアナリティクスやサーチコンソールとの連携には、次のような作業をしていました。

Googleアナリティクスのアカウントとプロパティを作成して、その後サーチコンソールのプロパティを作成して、それぞれのコードやIDを取得してSEOプラグインの指定場所に入力し、連携させます。

サイトの変更やツールのバージョンアップがあったときは、プロパティやタグの設定を見直すこともありました。

Googleタグマネージャーを使うことによって日々の管理作業を減らすことも可能ですが、タグマネージャーの使い方もそう簡単ではありません。

また、Googleアドセンスに合格した後は、自動広告タグをサイトのソースコードに設置する作業も出てきます。

悩んでいる人

大変そう…

Site Kit by Googleを使えば、タグの埋め込みなどの面倒がなく、二重計測のミスも防げますし、各種ツールの仕様変更にも自動で対応してくれます。

Google公式ならではの連携で各種ツールをスムーズに設定・管理できるところが、個人的には気に入っています。

ジュンペイ

手間を省けて、安心、便利

Site Kit by Googleを使わずにGoogleアナリティクスとサーチコンソールを設定する方法につきましては、下記の記事をご参考ください。

つづいて、インストールと初期設定の方法です。

Site Kit by Googleのインストール方法

「プラグインを追加」画面

WordPress管理画面の左側にある[プラグイン]⇒[新規追加]メニューをクリックしますと、「プラグインを追加」の画面が出てきます。

①右上の検索ボックスに「Site Kit by Google」と入力します。

②検索結果に出てきたSite Kit by Googleの「今すぐインストール」をクリックします。

有効化の画面

インストールされると「有効化」ボタンが出てきます。

③「有効化」ボタンをクリックします。

プラグインの一覧画面

インストール済みプラグインの一覧画面に移ります。

画面の一番上に「おめでとうございます。Site Kitプラグインが有効になりました」と表示されます。

④「セットアップを開始」ボタンをクリックします。

「Site Kitを設定」画面

「Site Kitを設定」画面がでてきます。

⑤「GOOGLE アカウントでログイン」をクリックします。

Googleアカウントの選択画面が表示されたときは、サイトで使うGoogleアカウントを選びます。

Googleアカウントを持っていない場合は、ここで新規作成できます。

Site Kitセットアップ画面

Site Kitのセットアップ画面が出てきます。

⑥「Googleでログイン」をクリックします。

Site Kitセットアップ画面

「Site KitがGoogleアカウントへのアクセスを求めています」という画面が出てきます。

⑦空欄にすべてチェックします。

⑧「Continue」ボタンをクリックします。

「サイトの所有権を確認する」画面

「サイトの所有権を確認する」画面が出てきます。

⑨「続行」ボタンをクリックします。

「Googleアカウントのデータへのアクセスを許可する」画面

「Googleアカウントのデータへのアクセスを許可する」が大きく表示されます。

⑩「許可」をクリックします。

そのまま、Googleサーチコンソールの設定に進みます。

Googleサーチコンソール(Google Search Console)の設定方法

「Search Consoleを設定する」画面

「Search Consoleを設定する」が大きく表示されます。

⑪「サイトを追加」ボタンをクリックします。

Search Consoleの設定完了画面

「これで完了です」が大きく表示されます。

⑫「ダッシュボードに移動」をクリックします。

引き続き、Googleアナリティクスの設定に進みます。

Googleアナリティクス(Google Analytics)の設定方法

Site Kit管理画面

Site Kitの管理画面が出てきます。

画面を見ると、サーチコンソール(Search Console)とページスピードインサイト(PageSpeed Insights)が「接続済み」になっていることがわかります。

⑬アナリティクスの「サービスを連携」をクリックします。

Site Kitセットアップ画面

「Site KitがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています」画面が出てきます。

⑭「Continue」をクリックします。

Googleアナリティクス設定画面

Googleアナリティクスの「サービスを連携」画面が出てきます。

⑮アカウントボックスの「アカウントを新規作成」をクリックします。

Site Kitセットアップ画面

「Site KitがGoogleアカウントへの追加アクセスを求めています」画面が出てきます。

⑯空欄にすべてチェックします。

⑰「Continue」をクリックします。

Googleアナリティクス利用規約

「Googleアナリティクス利用規約」の画面が出てきます。

⑱左上のボックスで「Japan」を選択します。

Googleアナリティクス利用規約」が英語だった場合、上記の「Japan」を選択すると、日本語になります。

利用規約しか日本語にならなかったときは、ブラウザの日本語化機能(右クリックのメニュー等)を使えば、下の画像のように翻訳されます。

Googleアナリティクス利用規約(日本語)

Googleアナリティクス利用規約のすぐ下にある

⑲「GDPRで要求されるデータ処理条件にも同意します」にチェックします。

Googleアナリティクス利用規約(日本語)

画面を下にスクロールします。

チェックが入っているところはそのままでかまいません。

⑳「受け入れる」をクリックします。

少し変な日本語に翻訳されていますが、「受け入れる」と同様の意味なら他の表示でもクリックして大丈夫です。

Googleアナリティクスの設定完了画面

上の画像は英語に戻っていますが、Googleアナリティクスの設定が完了しました。

㉑「Go to my Dashboard」をクリックします。

Site Kit管理画面

Site Kitの管理画面が出てきます。

アナリティクスのところが「接続済」になっていれば、無事に設定完了です。

ジュンペイ

おつかれさまでした!

Site Kit by Googleの使い方

Site Kitのメニュー

※ 2022年2月16日のアップデートで画面構成が少々変わりました。見ればわかる程度の変更ですが、この画面構成が定着するかしばらく様子を見ました後、以下の内容も新画面に更新したいと思います。

WordPress管理画面の左側にある「Site Kit」メニューをクリックしますと、「ダッシュボード」「Search Console」「Adsense」「アナリティクス」「設定」等のサブメニューが出てきます。

「Adsense」や「アナリティクス」は、連携している場合にサブメニューが表示されます。

ダッシュボードや各ページでは、データの概要が一覧になっています。

セットアップや連携した直後はデータ収集中のため、表示されるまで1〜数日かかります。

より詳しいデータを見たいときは、下の画像のように、各ページの右上にある「See full stats in(ツール名)」をクリックして各ツールの画面へ移動します。

ツールの連携を新たにしたいときは、「設定」メニューをクリックします。

Site Kit設定画面

設定画面の「CONNECT MORE SERVICES」タブを開きますと、連携できるツールが表示されます。

Googleの検索結果に表示されやすい記事の書き方

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