ConoHa WINGの「独自ドメイン無料」に興味あるけど、便利なのかな…?
ConoHa WING(コノハウィング)のWINGパックは、「レンタルサーバー」と「独自ドメイン」がセットになった料金プランです。
WINGパック契約中は独自ドメインを2つ無料で使えます(取得料、更新料ともに不要)
僕もこのWordPressブログでConoHa WINGを使っていますが、請求金額がWINGパックの料金だけのためわかりやすいです。
取得や設定、変更、追加、移管方法はどうなんだろう?
将来、独自ドメインの変更や追加をしたくなるかも…
そういえば、あまり気にせず契約してた…
そこで、ConoHa WINGの独自ドメインについて「無料だけでなく便利」なのか調べました!
申し込み前に確認しておきたいことや、運営会社へ直接問い合わせて得られた情報もありますのでご紹介していきますね。
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【2023年2月5日】
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- ConoHa WING(コノハウィング)の独自ドメイン取得、設定、変更、追加、移管の方法と注意点
- レンタルサーバーを申し込む前にしておきたい「ドメイン取得サービス」を用いた情報収集
ConoHa WINGで独自ドメイン(無料)の取得方法
レンタルサーバーの申し込みと同時に取得する
レンタルサーバーConoHa WING(WINGパック)の申し込みと同時に独自ドメイン(無料)を取得できます。
最大2つまで取得できますが、WINGパックの申し込み時に取得できるのは1つのみになります。
申し込み画面の説明文に
2つ目の無料独自ドメインを取得したい場合は、お申し込み完了後、コントロールパネル「サーバー管理」の契約情報、無料独自ドメインLITEよりご登録いただけます。
ConoHa WING 申し込み画面「独自ドメイン設定」
とあるように、2つ目の独自ドメイン(無料)はWINGパックの申し込み完了後に取得できます。
申し込み画面の説明文って、小さい字が多いからつい流し読みしちゃうのよね
なお、ConoHa WING(WINGパック)の申し込みの流れについては、下記の記事で詳しく解説しています。
独自ドメイン取得の注意点にも触れていますので、合わせてご覧ください。
事前にドメイン名が空いているか検索する
ConoHa WINGの「独自ドメイン検索
上記リンク先のConoHa WING公式サイトを下にスクロールすると、ドメインの検索ボックスが出てきます。
検索結果は次のような画面になります。
※「suika」で検索した結果
「選択」ボタンのあるものが取得できるドメインです。
申し込み前に確認しておくと慌てず安心です
>>独自ドメイン検索
独自ドメイン(無料)の設定方法
ConoHa WINGでは、申し込み時に独自ドメインを取得するとサーバーのDNSが自動設定されます。すぐに独自ドメインでサイトやメールの運用を始められます。
ドメイン名などの名前を表す文字列とIPアドレスの対応を管理したり、検索したりする階層構造のサービス。通常、ドメイン設定の際はDNSサーバーの設定が必要になります。
独自ドメイン(無料)の変更方法
独自ドメイン(無料)は一度取得すると変更できないため注意が必要です。
また、ConoHa WING(WINGパック)の申し込み前に有料で取得した独自ドメインを無料にするような変更もできません。
独自ドメインが無料になるのは次の2つです(例外あり)
- WINGパック申し込み時に取得したドメイン
- 申し込み完了後にコントロールパネルから取得した2つ目のドメイン
例外については後述しますね。
独自ドメインの追加方法
2つ目の独自ドメイン(無料)
申し込み完了後にコントロールパネルから取得して追加できます。
ConoHa WING申し込み前に取得した独自ドメイン(既存ドメイン)
無料にはなりませんが、サーバーに登録することで追加して使えるようになります。
サーバー登録はコントロールパネルからドメイン名を入力するだけなので、簡単ですよ
独自ドメインの移管(転入)方法
ユーザーがConoHa WING(WINGパック)申し込み前に取得した独自ドメイン(既存ドメイン)を、ConoHa WINGのドメイン管理事業者へ移すことを「ドメイン移管(転入)」といいます。
独自ドメインの登録業務や維持管理を行う専門の業者。
ConoHa WINGで取得した独自ドメインの提供元(管理事業者)はConoHaになります。
でも、移管(転入)を考える前に…
ConoHa WINGで独自ドメインを使うことが目的なら「ドメイン移管(転入)」は必須ではありません。
従来のドメイン管理事業者のままでもConoHa WINGサーバーに追加登録すれば独自ドメインを使えます。
既存ドメインを無料で使う方法(条件あり・移管必須)
ConoHa WINGの申し込み前に取得した既存ドメインを、無料で使える場合があります。
- 「WordPressかんたん移行」でWINGパックに申し込む
- WINGパックの申し込み後に独自ドメインを設定する
- 2つ目の無料独自ドメイン(LITE)として登録する
「WordPressかんたん移行」でWINGパックに申し込む
WINGパックの申し込み時に「WordPressかんたん移行」メニューを使い、「既存ドメイン」の利用を選択すると、他社サーバーで使っていた既存ドメインを無料で使えるようになります。
ただし、次の条件を満たす必要があります。
- 他社サーバーのWordPressサイトをConoHa WINGへ移行する
- WINGパックの申し込みと同時に、既存ドメインをConoHaへ移管する
- 既存ドメインがConoHa側で無料登録できるドメインであること
上記リンク先の「ドメイン料金表」で、「ドメイン名」のところに「¥0」と表示されているものが、移管後に無料登録できるドメインになります。
WINGパックの申し込み後に独自ドメインを設定する
通常のWINGパック申し込み時に独自ドメインを設定せず、申し込み後に既存ドメインを無料独自ドメインとして登録することで、既存ドメインを無料で使えるようになります。
ただし、次の条件を満たす必要があります。
- 既存ドメインをConoHaへ移管する
- 既存ドメインがConoHa側で無料登録できるドメインであること
2つ目の無料独自ドメイン(LITE)として登録する
WINGパック申し込み後に、既存ドメインを2つ目の無料独自ドメイン(無料独自ドメインLITE)として登録することで、既存ドメインを無料で使えるようになります。
ただし、次の条件を満たす必要があります。
- 既存ドメインが無料独自ドメインLITEに登録可能なものであること
- 既存ドメインがConoHaへ移管可能なものであること
上記2つの条件を満たすドメインの種類は「.tokyo .shop (日本語ドメイン含む)」になります(2022年1月時点)
いろいろ条件がある、と
既存ドメインを無料で使いたい方は移管が必須です
WordPressブログにおすすめの「独自ドメイン」
初期ドメインと独自ドメイン
ConoHa WING(コノハウィング)のWINGパックに申し込むと、まず「初期ドメイン」がレンタルサーバーに割り振られます。
この初期ドメインのままでもドメイン名として使えますが、「https://●●●.conohawing.com」というURLになってしまうため、ConoHa WINGの運営会社か関連サイトのように見られてしまうかもしれません。
「https://●●●.conohawing.com」のような形式のドメイン●●●のことを、「ConoHa WINGドットコムのサブドメイン」といいます。
※ ●●●の部分はレンタルサーバー契約者が任意の文字列(2~63文字以内)で設定できます。
WINGパックなら独自ドメインが2つ無料ですので、わざわざ初期ドメインを使う理由はないと思います。
独自ドメインにして、遠慮なく好きなドメイン名をつけましょう。
WordPressブログを始めたい方にとっては自分らしさのあるドメイン名のほうがきっと愛着も湧きますよ。
次に、申し込む前にしておいたほうがいい情報収集についてご説明します。
取得したい独自ドメイン名と料金を事前に調べておく
まず、取得したいドメイン名を決めます(候補2〜3つほど)
取得したいドメイン名を決めたら、それらが他の誰かに取得されていないかを調べます。
調べる方法としては、上記の「独自ドメイン検索
例)ドメイン取得サービス2社
お名前.com、ムームードメインは、ConoHa WINGと同じGMOグループが運営しています。
GMOグループは買収によって複数の競合事業を傘下に入れていますが、日本のドメイン管理事業者としてシェア約9割の最大手です。
ちなみにムームドメインで検索すると
このようにドメイン取得サービスなら、独自ドメイン名の取得可否のほか、料金(年額)も表示されます。
どうして料金を気にするの。WINGパックなら独自ドメインは無料でしょ?
そうなんですが、WINGパックは解約するとそれまで無料だった独自ドメインが有料に切り替わるんです
WINGパック解約後も、契約者は独自ドメインを保有しつづけることができます(解約することも可)
なので、将来的に「WINGパックを解約してサーバーを変更。独自ドメインだけは使い続けたい」というニーズが出てくるかもしれませんよね。
WINGパックは解約するとそれまで無料だった独自ドメインが有料に切り替わるため、取得したい独自ドメインの価格相場を事前確認しておきたいところです。
「どのドメイン管理事業者が一番安いか」などがわかり、ドメイン移管(転出)するかどうかの検討にも役立ちます。
ただし、ドメイン取得サービスが示す料金(独自ドメイン料)は時期によって変わりますので、各社の料金を比較しながらあくまで目安程度に把握しておくのが無難です。
念のため見ておく程度でOK
▼WINGパックを解約したら独自ドメインはどうなる?
独自ドメイン名は早い者勝ち
気をつけておきたいのは、「独自ドメイン名は早い者勝ち」ということです。
今日は大丈夫でも明日は誰かが取得してしまうかもしれません。WINGパックをすぐに申し込まない人、もう少し検討したい人はひとまずドメイン取得サービスを利用して、先に独自ドメインだけ取得しておくのも一つの手です。
もちろん、可能ならWINGパックの申し込み時に独自ドメイン(無料)を取得するのがお得ですし、おすすめですよ。
まとめ
- 【独自ドメイン2つ(無料)の取得・設定】
1つ目はWINGパック申し込み時。2つ目は申し込み完了後。 - 【独自ドメイン(無料)の変更】
ドメインの変更は不可。 - 【独自ドメインの追加】
ConoHa WING申し込み前に取得したドメインも追加できる(無料にはならない) - 【独自ドメインの移管】
移管可能。但し、移管しなくてもConoHa WINGで利用できる。 - 【既存ドメインを無料で使う方法】
条件を満たせば無料にできる場合あり。 - 【独自ドメインの事前調査】
ドメイン取得サービスで料金(年額)の目安もわかる。
例)ドメイン取得サービス2社
独自ドメインは一度取得・設定するとほとんど変更等しないと思いますが、「どうなるのか」「何ができるか」を一通り知っておけば、いざというときに落ち着いて対応できますね。