GoogleアナリティクスをWordPressブログに設定すると、アクセス数だけでなく、読まれている記事や訪問経路、読者の行動を確認できます。
初心者には、コードを直接編集せずに設定できるGoogle公式プラグイン「Site Kit by Google」を使う方法がわかりやすいでしょう。
この記事では、Googleアナリティクス4(GA4)の準備からSite Kitとの連携、計測確認、設定後の注意点まで順番に解説します。
- Googleアナリティクスで確認できること
- GA4のアカウント・プロパティの作成方法
- Site Kitを使ってWordPressと連携する手順
- 計測できない場合の確認ポイント
- プライバシーポリシーなど設定後の注意点
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【2023年2月5日】
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Googleアナリティクスとは
Googleアナリティクスは、Webサイトやアプリの利用状況を分析できるGoogleのサービスです。現在の標準はGoogleアナリティクス4(GA4)で、アクセスを「イベント」という単位で記録します。
| 確認できる項目 | ブログ運営での使い方 |
|---|---|
| ユーザー数 | 一定期間に訪れた人数を把握する |
| 表示回数 | 記事が何回表示されたか確認する |
| 流入元 | 検索・SNS・他サイトなど訪問経路を知る |
| ランディングページ | 最初に読まれた記事を確認する |
| エンゲージメント | 滞在やスクロールなど読者の行動を確認する |
数値を毎日眺めるだけでなく、「よく読まれる記事を更新する」「離脱しやすいページを改善する」など、次の行動を決めるために使うことが大切です。
設定前に準備するもの
- ブログの管理に使うGoogleアカウント
- WordPress管理画面へログインできる権限
- 計測するブログのURL
- ブログ名または管理しやすいプロパティ名
- レポートで使うタイムゾーンと通貨
個人用とブログ運営用のGoogleアカウントを分けると、将来ほかの人に権限を付与するときにも管理しやすくなります。パスワードを共有せず、必要なユーザーへ個別に権限を付与してください。
GA4のアカウントとプロパティを作成する
まだGoogleアナリティクスを利用していない場合は、先にアカウントとプロパティを作成します。
- Googleアナリティクスを開き、Googleアカウントでログインする
- 初めての場合は「測定を開始」を選ぶ
- アカウント名とデータ共有設定を確認する
- プロパティ名を入力する
- レポートのタイムゾーンを「日本」、通貨を「日本円」にする
- 業種・ビジネス規模・利用目的を選ぶ
- 利用規約を確認して作成する
Google公式では、プロパティ作成後にデータストリームとGoogleタグを設定する流れが案内されています。詳しい画面はGoogleアナリティクス公式のセットアップ手順で確認できます(2026年9月13日確認)。
測定IDが見つからない場合は、ログインしたGoogleアカウント、選択中のプロパティ、対象サイトのウェブストリームを確認してください。Google公式では、確認にプロパティ単位の編集者以上の権限が必要と案内しています。ストリームがない場合も、別アカウントや既存設定を確認せずにプロパティを重複作成しないようにしましょう。
測定IDの形式・確認場所・必要権限は、Google公式「GA4の測定ID」で2026年9月15日に確認しています。Site Kitでタグを設置する場合は、ほかの入力欄にも同じIDを追加して二重設置しないでください。
タイムゾーンはデータの集計日、通貨は収益表示に影響します。日本向けブログなら、作成時に「日本」と「日本円」を確認しましょう。
WordPressへSite Kitをインストールする
Site Kit by Googleは、Googleが提供するWordPress向けプラグインです。Googleアナリティクスのほか、Search ConsoleなどのサービスもWordPressから確認できます。
- WordPress管理画面の「プラグイン」を開く
- 「新規プラグインを追加」を選ぶ
- 検索欄へ「Site Kit by Google」と入力する
- 提供元がGoogleであることを確認する
- 「今すぐインストール」を押す
- インストール後に「有効化」を押す
プラグインはWordPress管理画面から検索するか、WordPress.orgのSite Kit公式ページから確認できます。似た名前のプラグインと間違えないようにしましょう。
Site KitとGoogleアナリティクスを連携する手順
- WordPress管理画面の「Site Kit」を開く
- セットアップ開始を選ぶ
- ブログ管理用のGoogleアカウントを選ぶ
- 表示される権限を確認して許可する
- サイト所有権の確認を進める
- Search Consoleとの接続を確認する
- Site Kitの「設定」から「接続済みサービス」を開く
- 「アナリティクス」を選び、使用するアカウント・プロパティ・ウェブデータストリームを指定する
- 設定を完了する
GA4プロパティをすでに作成している場合は、新しいプロパティを重複して作らず、既存のプロパティと対象ブログのウェブデータストリームを選びます。
Google公式のSite Kit資料では、プラグインをインストールして有効化し、セットアップを開始する手順が案内されています。最新画面はSite Kit公式ドキュメントで確認してください(2026年9月13日確認)。
測定IDを使って設定する方法
テーマや別の対応プラグインへ測定IDを入力して設定する方法もあります。測定IDは通常「G-」から始まる文字列です。
- Googleアナリティクスの「管理」を開く
- 「データの収集と修正」から「データストリーム」を選ぶ
- 対象のウェブストリームを開く
- 表示された測定IDをコピーする
- WordPress側の対応する入力欄へ貼り付けて保存する
測定IDは、対象サイトのウェブデータストリームに割り当てられた「G-」から始まるIDです。G-を含む文字列全体をコピーしてください。数字だけのプロパティIDや、GoogleタグマネージャーのGTM-から始まるIDとは異なります。旧ユニバーサルアナリティクスのUA-から始まるトラッキングIDを、GA4の代わりに入力する方法は使いません。
Site Kit、テーマ機能、別のプラグインへ同じGoogleタグを重複して設置しないでください。ページビューが二重計測され、正しい分析ができなくなる可能性があります。
設定後にデータが届いているか確認する
設定が終わったら、自分でブログを開き、Googleアナリティクスのリアルタイムレポートを確認します。
- シークレットウィンドウなどで自分のブログを開く
- ブログ内で2〜3ページ移動する
- Googleアナリティクスの「レポート」を開く
- 「リアルタイム」でユーザーやページ表示を確認する
Google公式では、データ収集の開始まで最長30分ほどかかる場合があると案内しています。設定直後に表示されなくても、少し時間を置いて再確認しましょう。
| 確認場所 | 確認する内容 |
|---|---|
| GA4リアルタイム | アクセスと閲覧ページが反映されるか |
| Site Kitダッシュボード | アナリティクスの接続エラーがないか |
| サイトのソース | Googleタグが重複していないか |
| キャッシュ設定 | 古いページが配信されていないか |
Googleアナリティクスで計測できない場合
- 選択したGA4プロパティとブログURLが一致しているか
- ウェブデータストリームが正しいか
- Site Kitのアナリティクスが「接続済み」になっているか
- 測定IDが正しく保存されているか
- 広告ブロック機能でタグが止められていないか
- キャッシュを削除してから再確認したか
- 同じタグを複数の方法で設置していないか
管理者としてログイン中のアクセスを除外する設定や、ブラウザーの広告ブロック機能によって、自分のアクセスだけが表示されないこともあります。別のブラウザーや端末から確認すると原因を切り分けやすくなります。
設定後に確認したいプライバシー対応
Googleアナリティクスを導入したら、計測設定だけでなく、ブログのプライバシーポリシーも確認します。
- Googleアナリティクスを利用していることを記載する
- Cookieなどを利用してデータを収集することを説明する
- Googleの利用規約・プライバシーポリシーへの案内を確認する
- 個人を特定できる情報をGoogleアナリティクスへ送信しない
- 必要に応じてCookie同意管理を検討する
Googleは、メールアドレスや電話番号など、個人を特定できる情報をGoogleアナリティクスへ送信しないよう求めています。お問い合わせフォームの入力内容をイベント名やURLへ含めないよう注意してください。
法律や必要な同意方法は、読者の地域、ブログの運営形態、広告機能の利用状況などで異なります。テンプレートをそのまま使わず、自分のサイトで実際に行うデータ収集に合わせて記載してください。
Googleアナリティクスを本でも学びたい人へ
画面を見ながらGA4の設定やレポートの読み方を順番に学びたい人には、初心者向けの解説書も役立ちます。『いちばんやさしいGoogleアナリティクス4の教本 第2版』は、設定後のデータの見方やサイト改善まで体系的に確認したい人向けです。
次の作業は、Google Search Consoleの登録方法を参考に進めてください。開設から設定・運営までの全体像は、WordPressブログの始め方・設定ガイドにまとめています。
まとめ|Site Kitなら初心者も設定しやすい

- 現在の標準はGoogleアナリティクス4(GA4)
- 初心者はGoogle公式のSite Kitを使うと設定しやすい
- GA4ではアカウント・プロパティ・ウェブデータストリームを準備する
- 同じGoogleタグを複数の方法で設置しない
- リアルタイムレポートでデータ受信を確認する
- 導入後はプライバシーポリシーも見直す
Googleアナリティクスを設定したら、まずは「どの記事が読まれているか」「読者がどこから来ているか」を定期的に確認しましょう。ブログ全体の準備はWordPressブログ開設後に必要な初期設定で確認できます。

