Googleアドセンスの審査基準を徹底検証!【記事数編】

Googleアドセンス審査基準の記事のアイキャッチ
悩んでいる人

2記事や3記事で合格したって人がいるけど、本当かな…?

Googleアドセンスに「受かった!」「また落ちた…」というツイートを毎日のように見かけます。

審査基準に関するブログも、たくさんありますよね。

Twitterでも

「2記事でアドセンス合格」

「3記事でアドセンス一発合格」

といったプロフィールが複数あります。
(Twitterで「アドセンス 記事」を検索すると出てきます)

それらのプロフィールやツイートを眺めていると

ジュンペイ

最近の審査基準はそうなのかな、と思ったりします

悩んでいる人

でも、記事数2や3で本当に合格できるの?

ジュンペイ

うーん…

そこで、実際にどうなのかを検証してみました!

本記事ではGoogleアドセンス審査における記事数の基準について

  1. 自分のブログを実験台にして
  2. 合格前だったからこそできる検証のアプローチをしました
  3. そして合格したからこそ言える実体験の分析をしていきます

記事数以外の審査基準や審査期間についてもわかったことがありましたので、合わせてご覧いただければと思います。

この記事を書いた人

この記事を書いている僕は、2021年8月ブログ開始。最初の記事がA8コンテスト入賞。3ヶ月目に収益:単月5桁。シンプルなブログ作りを発信。地味にコツコツ、が得意です。

当ブログの信頼性・成長記録(開く)

【2023年2月5日】
過去28日間でGoogle検索における当ブログへのクリック数が6K(6000)クリックに到達しました。

この記事でわかること
  • Googleアドセンス審査基準(合格ライン)の通説について検証した内容
  • Googleアドセンス審査基準(合格ライン)の検証結果、最近の状況
  • 記事数以外の審査基準、審査期間で気をつけたいこと
目次

Googleアドセンス審査基準(合格ライン) 通説は?

「Googleアドセンス 記事数」の検索結果

Googleアドセンス 記事数」でGoogle検索すると、検索結果1位のサイトには次のように記されています。
(上の画像が検索結果)

グーグルアドセンスの審査に合格するために必要な記事数は8記事から10記事程度です。 2021年5月にグーグルアドセンスの審査基準が変わりました。 5月以前は5記事以下の少ない記事数でも合格することができましたが、5月以降は5記事での申請では不合格になってしまうようになりました。2021/06/06

アドセンス審査合格に必要な記事数とは?2021年UD対応版
https://coconala.com/blogs/1117182/87909

2021年5月に審査基準が変わり、それまでは「5記事以下の少ない記事数でも合格」できましたが、5月以降の新しい基準では「合格するために必要な記事数は8記事から10記事程度」になったとのことです。

しかし、Googleはアドセンス審査における記事数の基準を公表していません。

検索結果2位以下のサイトやTwitterの主な内容は下記のとおりです。

通説情報元
2021年5月に審査基準が変更された
新しい審査基準では8〜10記事が必要
検索結果1位サイト
記事数は20本〜30本必要検索結果2位以下サイト
5記事あれば合格できる検索結果2位以下サイト及びTwitter
2〜3記事で合格したTwitter
Googleアドセンス審査基準(記事数)の通説
悩んでいる人

いろんな通説があるのね…

Googleアドセンス審査基準(合格ライン) 検証のための準備

今回の検証では、「記事数」に焦点を絞って調べるため、他の理由で不合格になってしまっては元も子もありません。

そのため、「お問い合わせ」「プライバシーポリシー」「プロフィール」「サイトマップ」はあらかじめ準備しました。

「記事の質」については、Googleアドセンスに合格している先輩ブロガーさんの記事を参考にしながら作りました。

結果的に、記事の内容はまったく修正せず合格しましたので無事に記事数を検証することができました。

ジュンペイ

最初の記事はその後、A8.netのレビューコンテスト(2021年8月)で入賞をいただきました

合格までにやったこと

2021年7〜9月の行動の時系列表です。

7月30日アドセンス申請
翌日に落ちた(不合格)
ブログサイト構築中
8月11日ブログ開始。初記事を公開
8月12日アドセンス再申請
8月16日2本目の記事を公開
8月25日3本目の記事を公開
8月26日アドセンス落ちた(不合格)
8月30日4本目の記事を公開
9月3日アドセンス再々申請
翌日に合格通知が届く!
5本目の記事を公開
合格までにやったこと
悩んでいる人

3回目の申請で合格したのね

ジュンペイ

申請1回目から3回目の間は記事の追加だけしました

つづいて、詳細です。

申請1回目 落ちる理由

Googleアドセンス プログラムポリシー
事実

まだ記事を1本も公開してなく、サイト構築中でした。
「お問い合わせ」「プライバシーポリシー」「プロフィール」「サイトマップ」を作り、Googleアナリティクスとサーチコンソールの設定をしたのち、アドセンスに申請しました。
翌日に落ちました(不合格)

考えられること

サイトに記事が1つもないのは、Googleのポリシー違反になります。

Googleポリシー

コンテンツが存在しない場合、収益化は認められません。作成中のサイトやアプリにプレースホルダ的なコンテンツが表示されている状態もこれに含まれます。

Google サイト運営者 / パブリッシャー向けポリシー

申請2回目 落ちる理由

不合格通知のメール(2021年8月26日)
事実

前回が記事数ゼロで落ちましたので、記事を1本公開したのち再申請しました。
今度は、しばらく結果通知が来ませんでした。
審査中の間に2本目、3本目の記事を追加したところ、3本目の記事を公開した翌日に不合格通知が届きました。
申請から2週間後のことでした。

考えられること

不合格通知のメール(上の図)は具体的な落選理由を教えてくれないため、自分で考えるしかありません。
1回目の申請と異なり、結果通知までなぜ2週間もかかったのだろう、と思いました。
おそらく何か、少しだけ足りない部分があり、その課題をこちらがクリアするのを待っていてくれたのではないか?
そう仮説を立てました。

あと少しの不足とは何か?

記事数3では、合格しませんでした。

ということは…

もし仮に記事数を増やすことだけして次の申請で合格したら「あと少しの不足」は記事数だったという事実が判明するわけです。

申請3回目

合格通知のメール(2021年9月4日)
事実

記事数を5に増やした時点で、再々申請しました。
すると、翌日に合格通知が届きました。

考えられること

申請の翌日に合格通知が届いたという事実は、やはり記事数以外の部分はすでに審査基準を満たしていて、記事数だけが課題だったという仮説の裏付けにもなりました。
そして、3記事では落ちて、5記事なら受かることがわかりました。

記事数の検証結果

悩んでいる人

それなら、記事数の通説はどうして?

「2〜3記事でアドセンス合格」といった方々のブログ運営記録を読みますと、合格通知が届いた時ではなく、申請した時の記事数だったことがわかりました。

それらの方々は審査期間中に記事を追加した結果、合格していました。

なお、記事数3のままで合格した人を探しましたが、見つかりませんでした。

ジュンペイ

もしいたら、教えてください!

まとめますと

記事数の検証結果 まとめ
  • 「4〜5記事以上」が最近の審査基準(2021年9月時点)
  • 2〜3記事でも申請はできるが、審査期間中に記事を増やす必要あり
  • 他の課題がない場合、最低4〜5記事あれば合格する

このようになります!

記事数以外の通説について

「お問い合わせ」「プライバシーポリシー」「プロフィール」

「お問い合わせ」と「プライバシーポリシー」ページは、Googleアドセンス審査の申請前に用意したほうがいいと思います。

「プロフィール」は記事にしなくても、サイドバーにあればOKです。

「サイトマップ」

「サイトマップ」ページにつきましては、今回の調査の途中、サイトマップなしで合格したというブロガーさんを1名見かけました。

しかし、事前に準備しておけば無難です。僕もあらかじめ用意しました。

アフィリエイトリンク

当ブログは、Googleアドセンス審査の申請2回目からアフィリエイトリンクを貼っていました。
(申請1回目は記事自体がなかった…)

3回目の申請でも、5記事中4記事にアフィリエイトリンクを貼っていましたので、アフィリエイトリンクはあっても合格します。

独自ドメイン

独自ドメインも、Googleアドセンス審査の申請前に用意したほうがいいと思います。
(独自ドメイン以外で合格しているサイトを見たことがないため)

なお、独自ドメインを取得するには

  • レンタルサーバーの申し込みと同時に取得する
  • ドメイン取得サービスを使う

の2通りの方法があります。

詳しくは下記の記事にまとめました。

ちなみに

当ブログが使っている独自ドメインの管理事業者とレンタルサーバーはConoHa WINGになります。

ジュンペイ

独自ドメインが2つ無料なのでお得ですよ

ConoHa WINGの独自ドメインの詳細につきましては、下記記事をご覧ください。

Googleアドセンス審査の期間

Googleアドセンス 審査期間」で検索すると、これもさまざまな通説が出てきます。

ただ、今回の経験上、やはり2週間くらいはみておいたほうがいいでしょう。

時々、「審査期間中に記事をどんどん追加しないと合格しない」という通説もみかけますが、それは申請時の記事数が5未満の場合だと思われます。

Googleの検索結果に表示されやすい記事の書き方

Googleアドセンスの審査に効果的かはわかりませんが、Googleの検索結果に表示されやすい記事の書き方のコツがあります。

キーワード選定には、国内最大シェアのラッコキーワードを使うと便利です。

無料と有料のプランがあります。

おわりに

コーヒーのイラスト

冒頭の通説に出てきたような「20〜30記事」「8〜10記事」が必要というのはさすがに言い過ぎですし、「2〜3記事」でアドセンス合格というのも少々言葉足らずの気がします。

あるいは昔の基準なのかもしれません。

数を増やそうとしても記事の質を落としてしまっては、ますます合格から遠ざかってしまい本末転倒ですよね。

他の課題がない場合、「記事数5」で合格することはまぎれもない事実です(2021年9月時点)

本記事の内容は、Googleがやがて記事数の審査基準を変更するときまでが賞味期限になりますが、その時が来るまでの間、最近の審査基準を知りたい方のお役に立てましたら嬉しく思います。

コンテスト入賞記事

A8.netのレビューコンテスト(8月の回)に入賞した記事です。何度か細かいリライトはしていますが、大体こんな感じでGoogleアドセンス審査は問題ないようです。

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